小倉南区の小学校3選!各学校の概要と基本方針をご紹介!
小倉南区への引越しを検討していて、お子さんをどの小学校に通わせるべきか悩む親御さんは少なくないでしょう。
同じ公立の小学校であったとしても、学校ごとに目標や子どもたちへのアプローチなどが全く異なるため、違いを比較するのが大切です。
本記事では、北九州市立市丸小学校と北九州市立合馬小学校と北九州市立長行小学校について解説します。
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小倉南区にある「北九州市立市丸小学校」について
小倉南区にある北九州市立市丸小学校は、「自立する市丸の子供の育成」を学校教育目標としており、地域や保護者と協力しながら心身ともに健やかな育成を目指しています。
具体的な経営方針として、「目指す学校像」「目指す子ども像」「目指す教員像」の3つの観点で目標を掲げて具体的な方策を立てました。
まず、目指す学校像は、元気と希望に満ちている・意欲的に学べる・教員が高め合える・保護者や地域から信頼されるために学力と体力の向上です。
そのためにタブレットや家庭と連携した学習習慣・読書活動をおこなったり、食事の指導や朝の運動を取り入れたりしています。
また、目指すこども像は、やさしく、たくましく、かしこくです。
そのために、挨拶や信頼関係を築くための基本的な心の育ちをサポートしたり、学校行事やクラブ活動を通して人権感覚を育んだりします。
最後に、目指す教員像は、力量を高めること、温かい誉め言葉をかけること、同僚性の自覚を持つこと、保護者や地域との連携に努めることです。
そのために、学校からの情報発信を充実させ、PTAや地域行事への参加促進をするなど、良好な関係性を築くことを目指しています。
北九州市立市丸小学校では、「市丸っ子のきまり」と呼ばれる学校生活を送るうえでのルールを設けており、子どもたちの安心安全を確保しようと取り組みます。
学校生活における授業や休み時間の違いや遅刻に対する認識、自宅学習についても細かくルールがあり、規則正しい生活を習慣化するためのものです。
近年ではスマートフォンの普及とともにいじめの問題も深刻化されており、各教育機関ごとにどのように対策しているのか気になる親御さんも少なくないでしょう。
北九州市立市丸小学校では、令和5年に「学校いじめ防止基本方針」を発表し、学校としていじめに対する正しい共通認識を育んだうえで、防止・早期発見・措置するために注力しています。
実際に1年のうち複数回にわたって「こころのアンケート」をおこない、潜在的にいじめが起こっていないか子どもたちの置かれている環境を確認しています。
さらにアンケート結果を踏まえて教育相談や職員会議を実施しているため、具体的に気になる点があれば早期発見につながるでしょう。
●所在地:北九州市小倉南区大字市丸472-2
●アクセス方法:JR九州「呼野駅」より徒歩約20分
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小倉南区にある「北九州市立合馬小学校」について
小倉南区にある北九州市立合馬小学校は、明治9年11月に仮校舎として始まり、昭和26年4月に北九州市立合馬小学校と改称された長い沿革を持つ学校です。
のびのびフレンドリースクールと呼ばれる小規模特別転入学制度を採用しています。
小規模特別展入学制度とは、一般的な学校よりも自然環境が整っていたり生徒の数が少なく募集されていたりする特徴があり、心身ともに健やかな教育環境を作っています。
自然に囲まれてマイペースに教育を受けたいと考える生徒や保護者の希望に対して、決められた条件を満たせば入学できる制度です。
豊かな体験学習として、田植え体験・吉母小交歓会・竹細工教室・合馬神楽などをおこなっています。
全国学力・学習状況調査では、北九州市と全国の小学校と比較すると、国語の点数は全国の平均点を少し下回っていますが、算数では全国の平均点を上回っています。
また質問紙調査結果として「早寝・早起き・朝ごはん」「自分の考えを深めたり、学級やグループでの話し合いの活動に取り組む」に対する回答は100%肯定的は反応がありました。
学校生活と家庭での過ごし方によって、子どもたちは基本的な規則正しい生活習慣が身についていると判断できるでしょう。
このような回答結果が得られた背景には、一般的な学校と比べて自然豊かで少人数規模の環境が、子どもたちに良い影響を与えたと推測できます。
また、いじめに対する基本姿勢は「いじめは、人間として絶対に許されない」「いじめは、どの学校でも、どの子どもにも起こりうる」「いじめられている子どもは最後まで守り抜く」です。
まずは、いじめの悪質性に対する共通認識を芽生えさせて、誰にでもいじめが起こりうる危機意識を持ち、いじめには誠実に対応する信念を持つような姿勢を見せているのが特徴です。
一般的な小学校とは異なり、小規模特別転入学制度を採用しているため、入学から卒業までは同じ学級で過ごす子どもたちの間では人間関係が固定化されやすいとされています。
その結果、学級ルールや集団活動での役割に対する変化が生まれづらく、多様なものの見方や考え方を育む機会が失いやすい点を課題としてあげています。
このような課題を解決するために、いじめに対する共通認識を芽生えさせて、定期的なカウンセリング等でいじめの早期発見・解決できる環境づくりを徹底しているのが特徴です。
●所在地:福岡県北九州市小倉南区合馬304
●アクセス方法:北九州市営バス「合馬小学校バス停」より徒歩約2分
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小倉南区にある「北九州市立長行小学校」について
小倉南区にある北九州市立長行小学校の概要は、明治4年に明誠校として開校し、校名や校地を変えながら現在に至ります。
学校の教育目標として「自ら考え判断し人とともによりよく生きようとするこころ豊かな子どもの育成」を掲げており、学校・児童・教師の3つの観点から目指す像を明確にしました。
目指す学校像として、子供達が目を輝かせて笑顔が溢れる・一人一人の子供に学力を見つけさせる・子供と保護者と地域が信頼できるようにすると掲げています。
目指す児童像として、決まりを守る・粘り強く頑張る・よく考えて行動すると掲げています。
具体的な内容は、学習規律の定着・ルールの定着・学習の充実・自分を信じて諦めないこころの育成・時と場合に応じた言葉遣いや挨拶の基礎・自己の役割と信頼の育成です。
目指す教師像として、子どもの人権を尊重して教育的愛情を豊かに持つ・キャリアステージを見極めてプロ意識を持つ・チームとして協働すると掲げています。
これら3つの目指す像を掲げるだけにとどまらず、実現するために学校経営の重点を揃える指導を徹底しています。
たとえば、すべての学年で持ち合いの授業を実施すると子どもたちと教師の風通しが良くなったり、学校全体の風土の乱れを防止できたりする効果が高いです。
また確かな学力を育成するためには「見える学力」よりも「見えない学力」に重点を置いて、子ども達が自発的に勉強をするような教育のためにドリルアプリ・デジタル教科書などのICTを積極的に活用します。
また社会問題とされている子どもたちのいじめに関しては、「誰1人取り残さない」取り組みを実施しており、外部機関との連携にも力を入れています。
そのほかにも、子どもたちが誰でも楽しく学校に通い平等に学べる機会を作るためにグランドルールを生徒指導部が作成しました。
グランドルールには登下校・服装・持ち物・休み時間や雨の日の過ごし方・ボールや一輪車の遊び方・子ども達だけでやってはいけない点など細かく決められています。
学校生活を送る中で規律を守る大切さとみんなで協力するメリットを育めます。
●所在地:北九州市小倉南区長行東3-8-1
●アクセス方法:西鉄バス「徳光橋バス停」「長行校下バス停」より徒歩5分
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まとめ
北九州市立市丸小学校と北九州市立合馬小学校と北九州市立長行小学校では、それぞれ異なる特徴があります。
しかし、共通するところとして、より良い教育環境を作るための工夫があります。
子どもの性格や学校の掲げる目標に合わせて、相性の良いところを探しましょう。
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