小倉北区にある北九州市立白銀中学校の概要は？教育や住環境をご紹介

小倉北区には中学校が多数あるため、子どもがいるご家庭は引っ越しの際にどの中学校がいいのかも気にされるかと思います。
今回は、数あるなかでも北九州市立白銀中学校の概要をご紹介します。
どのような教育がおこなわれているのかや、周辺の住環境についても触れているので、気になる方は参考にしてみてください。

小倉北区にある北九州市立白銀中学校の概要

まずは、北九州市立白銀中学校の概要をご紹介します。
どのような特徴のある学校なのでしょうか。

学校の沿革

沿革として、学校が創立されたのは昭和22年にまで遡ります。
当時は小倉第三中学校として創立されていました。
第一回の卒業生は115名でしたが、翌年はおよそ2.4倍の286名となっており、学校の規模が短期間で拡大しています。
その後は北九州中学校駅伝大会に優勝するなど、優秀な記録を残しています。
昭和26年には小倉市立白銀中学校に改称され、生徒数も創立からどんどん拡大していきました。
スポーツの分野においては、野球部やバレー部などが大会出場・優勝などの記録を残しています。
また、平成ではいじめ防止サミットへ参加し、生徒が安心して通学できる学校の実現に向けて行動を起こしています。
また、北九州市立白銀中学校がある町名は「しらがね」と読みますが、学校名は「しろがね」と呼ぶのが特徴です。

歴史や特徴

北九州市立白銀中学校は、小倉北区のほぼ真ん中にあり、周辺地域で暮らす多くの子どもたちが通学しています。
毎年300～400名以上の生徒が卒業しており、地域にとっても親しみのある中学校として有名です。
また、学校の周辺には工場や商業施設などがあり、地域が発展を遂げているエリアになっています。
地域住民が多く行き交う場所のため、人通りが少ないエリアよりも不審者に遭遇するリスクが低く、保護者にとって安心できる環境です。
常に誰かの目が行き届いているエリアなら不安も少なく、子どもを通学させられるでしょう。
学校では地域の特色に触れられるよう、体験学習を積極的におこなっています。
基礎科目以外の要素にも力を入れている点が、学校の魅力としても考えられています。

アクセス

北九州市立白銀中学校は小倉北区白銀一丁目にあります。
片野駅からおよそ徒歩10分程度で到着するため、交通アクセスに苦労する心配はないでしょう。
周辺地域は比較的栄えており、人通りが多いため、地域の人々の目が行き届いています。
穏やかな街並みでありながら、閑散とした雰囲気のエリアではないため、子どもの通学に安心できる環境です。

●所在地：福岡県北九州市小倉北区白銀1丁目13番1号
●アクセス方法：片野駅からおよそ徒歩10分

小倉北区にある北九州市立白銀中学校でおこなわれている教育

北九州市立白銀中学校では、生徒に対してどのような教育がおこなわれているのでしょうか。
以下で詳しく見てみましょう。

目指す生徒像が明確

北九州市立白銀中学校の教育目標として、「健康・自立・友愛」が掲げられており、この考えに基づいた生徒像が明確に考えられています。
目指す生徒像としては、「自己実現を目標に粘り強く努力する生徒」「主体性・協働的に課題解決に取り組む生徒」「多様な価値観を尊重する生徒」の3つです。
一人ひとりが異なるのが当たり前と考え、他者を尊重できる考えを培えるように指導しているため、近年重要視されている「多様性」を理解できる子どもに成長するでしょう。
また、生徒の育成のために、目指す教師像も設定されています。
「子どもが居心地がよいと思える環境（＝居場所）をつくることができる」においては、後述するいじめ防止の考えにもつながっているといえるでしょう。
学校が生徒にとっての居場所であれるよう、居心地よく安心して通学できる中学校を目指しています。

学校経営方針

学校経営方針として、生徒の基礎学力向上を掲げています。
子どもたちが各教科で知識を身に付けるのを大切に考え、具体性のある取り組みができるようカリキュラムを組んでいることが特徴です。
また、教育活動の充実化を図るべく、教員同士でアイデアを積極的に出し合っています。
毎回同じ方法で教育するのではなく、生徒の個性や時代の流れなども考慮した、新しい学び方を考えていることが魅力です。
生徒たちが楽しく学べるよう、新たな方法を考え、積極的にカリキュラムへ組み込んでいます。
さらに、常に業務改善や働き方改革を意識しています。
定期的に校内での指導を見直すための協議がおこなわれており、指導品質向上が実現されているといえるでしょう。

いじめ防止への取り組み

北九州市立白銀中学校では、いじめ防止を重要な課題として考えています。
教師たちは基本方針として、「いじめは、人間として絶対に許されない」「いじめは、どの学校でも、どの子にも起こりうる」などの危機意識を持っていることが特徴です。
また、いじめられている生徒を最後まで守り抜くことを基本姿勢としているため、生徒・保護者にとって心強く感じられます。
北九州市立白銀中学校の課題として、自己肯定感の低い生徒が多く、対人関係の問題が目立つ点を挙げています。
自校を客観的に観察したうえで課題を明確化し、今後問題が起きないために何をすべきなのかが考えられているため、いじめ防止に対して真摯に取り組まれているといえるでしょう。
また、いじめを防止するにあたって、各家庭や関係機関とコミュニケーションを取りながら、生徒たちを守れるよう努めています。
さらに、教員においてはいじめを見抜けるよう感性を磨き、生徒たちと日々真摯に向き合うよう指導されています。

小倉北区にある北九州市立白銀中学校周辺の住環境

北九州市立白銀中学校周辺の住環境はどのようになっているのでしょうか。
以下で小倉北区エリアの住み心地を見てみましょう。

自然環境豊か

小倉北区エリアは交通アクセスが優れていながらも、自然が溢れているという特徴も併せ持っています。
緑豊かなのはもちろん水にも恵まれており、アユやシロウオなどが生息しています。
街の景観も美しく、穏やかな気持ちで過ごせるエリアとして人気です。
治安の良さにこだわりたい子育て世帯はもちろん、のんびり生活したい一人暮らしや、セカンドライフを満喫させたいシニア世帯からも評価されています。

交通アクセスが優れている

小倉北区エリアのなかでも人通りが多いのは、やはり「小倉駅」でしょう。
周辺にはオフィスや商業施設などがあり、比較的発展した場所として知られています。
北九州都市モノレール小倉線やJR鹿児島本線などが乗り入れており、地域住民に限らず観光客が駅を利用するケースも少なくないです。
また、大阪や博多などへのアクセスにも利用されているため、交通アクセスが優れているエリアとして定評があります。
どこへでもアクセスしやすいため、通勤・通学の利便性を重視している方から支持されています。
また、遠方へも移動できる北九州空港もあるため、旅行や出張などの機会が多い家庭にも重宝されていることが特徴です。
北九州空港は海の上にあるため騒音が少なく、24時間いつでも利用できます。
また、中国や韓国など、海外への移動にも便利です。

子育てしやすいエリア

地域の人々が子育てしやすいよう、さまざまな取り組みがおこなわれています。
たとえば、北九州市立子育てふれあい交流プラザの設置によって、地域で暮らす親子が充実した生活を過ごせる環境を整えています。
平成23年からは待機児童0人を常に記録しており、保護者が安心できる住環境です。
就職支援プロジェクトにも力を注いでおり、子どものキャリアの安定性も確保されています。

まとめ

小倉北区には北九州市立白銀中学校があり、生徒たちは基礎科目や体験学習などをとおしてさまざまな知識を身に付けています。
また、いじめ防止に力を注いでいるため、保護者が安心できる環境です。
そして、周辺エリアは利便性が高く、子育てしやすい環境であるともいえるでしょう。