小倉南区にある北九州工業高等専門学校の概要は?特徴や学科・コースを解説
小倉南区にある専門学校のなかでも、北九州工業高等専門学校は、その名のとおり工業に特化しています。
今回は、そんな北九州工業高等専門学校の概要について解説します。
学校独自の特徴や学科・コースにも触れているので、気になる方は今後の参考にしてみてください。
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小倉南区にある北九州工業高等専門学校の概要
まずは、北九州工業高等専門学校の概要について解説します。
以下で詳しく見てみましょう。
理念と目的
北九州工業高等専門学校が掲げる理念と目的は、「明るい未来を創造する開拓型エンジニアの育成」です。
エンジニアとして新しいものを生み出すスキルを身に付けられるよう、高度な技術の指導に全力を注いでいます。
また、全人的早期理工系教育を採用している点も特徴的です。
学生一人ひとりが持っている個性や資質をアップさせて、キャリア形成できるエンジニアになれるようサポートしています。
教育目的では「国際社会で尊敬され、信頼される」を掲げており、日本国内はもちろん海外でも通用するスキルを習得する大切さを考えています。
今後グローバルな形でキャリア形成したいと考えている学生にとって、魅力的な教育目的といえるでしょう。
また、地域産業界や自治体との連携促進も大切に考えています。
沿革
北九州工業高等専門学校は、1965年に設立されました。
当時は機械工学科80名、電気工学科40名が在籍し、工業に特化した分野を学んでいた歴史があります。
1970年に科学工学科、1987年には電子制御工学科が増設されるなど、年月の経過とともに規模が拡大していきました。
さらに、1996年には専攻科である生成工学専攻、制御工学選考、化学工学専攻が設置されます。
その後も科の設置や改組などが繰り返しおこなわれていますが、いずれも生徒のキャリアを第一に考え、社会のニーズに合わせて科を設置しているのが特徴です。
2004年には独立行政法人に移行、また2018年には北九州高専技術コンソーシアムが設立されます。
現在も小倉南区で発展を続けており、工業系の専門学校として定評があります。
また、シンボルマークは北九州工業高等専門学校を英語表記し、頭文字であるKCをモチーフにしたデザインが採用されているのが特徴です。
スタイリッシュなデザインで、学生たちが未来へはばたく様子がイメージできる仕上がりになっています。
アクセス
学校はJRを利用する場合、志井公園駅から徒歩15分程度で到着します。
また、モノレールの場合は志井駅もしくは企教丘駅から徒歩20分程度です。
バスの場合は「北九州高専前」の停留所があるため、もっとも分かりやすくなっています。
学校のすぐ近くに到着するため、バス通学を予定している方には嬉しいでしょう。
●所在地:福岡県北九州市小倉南区志井5丁目20番1号
●アクセス方法:志井公園駅から徒歩15分
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小倉南区にある北九州工業高等専門学校の特徴
北九州工業高等専門学校には、どのような特徴があるのでしょうか。
以下で詳しく見てみましょう。
中学卒業後に入学できる
北九州工業高等専門学校は、中学卒業後に入学可能でありながら、大学や短大と同様に高等教育機関として設立されています。
そのため、中学卒業後に入学すれば、高等教育を受けて学校を卒業することが可能です。
また、国立の教育機関である点も、北九州工業高等専門学校の魅力です。
国立高専は、小倉南区では珍しいものとされていますが、全国規模で見ても希少性が高くなっています。
国立の高専は全国でたった51校しかないため、とても珍しいといえるでしょう。
入学後は5年間、工業に特化した分野を専門的に学べます。
大学工学部レベルの知識を身に付けられるため、将来的に専門性の高いエンジニアとして成長したい学生に人気です。
さらに魅力的なのが、就職率が高い点にあります。
毎年高い就職率を記録しているので、カリキュラムによってスキルを習得すれば、就職に悩む心配はほとんどありません。
5年間の教育課程の流れ
高専入学後は、二年生後期まで基礎的な共通教育を学びます。
その後は一人ひとりが、興味関心のあるコースを選択し、今後何を専門的に学んでいくのかを決めます。
コースは大きく分けて5つありますが、いずれも専門性が高い分野のため、企業からも即戦力になる心材として扱われるでしょう。
また、卒業した生徒のなかには就職ではなく進学の道を選ぶ方もいます。
そして、その多くが専攻科や国立大学への進学で、よりハイレベルなスキルを身に付けていることが特徴です。
過去の進学実績として、九州大学や東京工業大学などがあげられます。
さらに、生徒が就職した企業のなかには、九州電力や旭化成など、国内で知名度の高いものもあるため、将来性が高いカリキュラムといえるでしょう。
ディプロマ・ポリシー
ディプロマ・ポリシーは、卒業の認定に対する方針・考えを示しています。
高専では入学してから早い段階で各種技術に触れさせることで、基礎を学ばせることを大切に考えています。
早期に基礎を固めておくことにより、さらにワンランク上の技術・知識を学べる段階になるためです。
また、工学的技術に対して今まで以上に興味関心を持てるよう、教師は学ぶ楽しさも教えています。
その他にもコミュニケーションスキルの向上や、研究・実験によって創造性を定着させるなど、生徒の成長を第一としているのが特徴です。
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小倉南区にある北九州工業高等専門学校の学科・コース
北九州工業高等専門学校には、どのような学科・コースがあるのでしょうか。
以下で詳しく見てみましょう。
生産デザイン工学科
北九州工業高等専門学校に入学すると、二年生後期までは基礎共通教育を学ぶ流れとなります。
基礎共通教育は、一般科目と専門基礎科目を学べるのが特徴であり、早期のうちに工業における基礎に触れて、知識の土台作りができるカリキュラムとなっています。
さらに、その後は各種コースを選択して、各生徒が興味関心を持っている科目をより深く学ぶ流れです。
工業に関するあらゆる知識をレクチャーできる環境が整っていますが、もちろん一般科目についても丁寧に指導されています。
日本国内ではグローバルに社会進出する方が増えているため、第二外国語を科目として配置している点も人気です。
機械創造システムコース
機械創造システムコースは、機械工学の基礎から応用まで学べます。
産業界のスペシャリストになれるよう、高度なテクニックの習得も目指せるため、将来的に自動車や重工業などの分野に進みたい場合におすすめです。
主な必須科目として、工業英語やメカトロニクス工学などが挙げられます。
知能ロボットシステムコース
知能ロボットシステムコースはその名のとおり、ロボット工学に関心のある生徒に人気です。
自分の手でロボットを生み出す技術は、今後より日本国内での需要が高まっていくでしょう。
創造性が重視される分野のため、ゼロからものを生み出すのに興味関心がある方に適しています。
主な必須科目は、知能ロボットシステム概論やプログラミングなどです。
電気電子コース
電気電子コースは電気電子におけるプロフェッショナルを目指せます。
三年生になると、それまで学んできた知識を土台とし、よりハイレベルなスキルの習得を目指します。
また、卒業後に実務経験を積むことで、第2種電気主任技術者の資格取得も可能です。
必須科目は応用数学や物理などが挙げられます。
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まとめ
小倉南区にある北九州工業高等専門学校は、工業を専門的に学べる高等教育機関です。
複数のコースがあるため、自分が進みたいキャリアに合わせて選択できます。
専門性の高い内容を学ぶことができ、就職率も高いため、学生にとって安心できる環境でしょう。
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