建売住宅を購入する流れは?物件探しから引き渡しまでご紹介
マイホームは、多くの方にとって一生に一度の人生でもっとも大きな買い物です。
不動産購入が初めての場合にはどうすれば良いのかがわからず不安がつきものですが、流れを把握しておけば安心して購入できます。
この記事では、建売住宅の購入をご検討中の方に向けて、建売住宅を購入するときの流れをご紹介します。
建売住宅の購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
小倉エリア周辺の売買・投資物件一覧へ進む
建売住宅を購入する流れ①契約前
建売住宅の購入でもっとも重要なイベントは売買契約ですが、売買契約前の準備も重要なポイントです。
以下では、契約前の流れをご紹介します。
購入の申し込み
物件の見学などを経て建売住宅の購入が決まったら、まずは販売元に購入の申し込みをおこないます。
申し込みは一般的に書類でおこなわれ、購入申し込み書には価格などの希望条件を記載して提出します。
通常申し込みをするときには、申し込み金と呼ばれる金額が必要です。
申し込み金の相場は約10万円前後ですが、法的な拘束力はないため、もし売買契約が成立しなかった場合は返金されます。
契約日・契約条件の調整
購入の申し込みと同時に、販売元と契約条件の調整をおこないます。
販売元が提示する価格と希望価格に相違がある場合、この段階で交渉が必要となります。
価格の交渉が不要な場合でも、契約日や手付金の金額を含む条件の調整が必要です。
不動産会社が仲介に入っている場合、価格の交渉や契約条件の調整は不動産会社を介しておこないます。
住宅診断を利用する
購入の判断基準として住宅診断を利用する場合は、契約前に診断を済ませておきましょう。
住宅診断は、住宅診断士が建物に欠陥がないかどうかを確認するもので、ホームインスペクションとも呼ばれます。
第三者の目線で建売住宅の状態を確認してもらえるので、安心して購入できます。
住宅診断を契約前におこなう場合は、申し込み時にその旨を販売元に伝えて日程を調整するとスムーズです。
手付金を準備する
売買契約時には手付金を支払う必要がありますので、契約前に手付金を準備しておきましょう。
手付金の金額は契約当事者間で合意しますが、通常は販売価格の5%~10%ほどが一般的です。
契約時に現金で支払う場合は、銀行から現金を引き出して用意しておく必要があります。
口座振り込みの場合は、振り込み元の口座に資金を入れておくようにしましょう。
▼この記事も読まれています
注文住宅の特徴とは?購入のメリット・デメリットもご紹介
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
小倉エリア周辺の売買・投資物件一覧へ進む
建売住宅を購入する流れ②売買契約
建売住宅の購入におけるもっとも大きなイベントが、売買契約です。
契約時の書類には難解な言葉も多く出てきますが、どれも重要なものなのでしっかりと理解して納得したうえで契約をおこないましょう。
以下では、建売住宅を購入する際の売買契約の流れをご紹介します。
重要事項説明を受ける
不動産の売買契約では、契約を交わす前に物件に関する重要な事項について書面で説明を受け、その書面に署名・押印をおこないます。
これが重要事項説明と呼ばれ、売買契約の前におこなうことが義務付けられています。
契約前であれば直前でも構わないため、売買契約と同日におこなわれるケースが一般的です。
重要事項説明に記載されている内容は難解なこともあり、一度説明を聞いただけでは理解しきれない場合もあります。
建売住宅を購入してから後悔しないためにも、できれば事前に重要事項説明の書面のコピーを受け取り、内容を確認しておくことが望ましいです。
売買契約を締結する
重要事項説明が終わったら、売買契約をおこないます。
契約は書面でおこなわれ、契約内容の説明を受けたあと、契約書に署名・押印します。
契約書も重要な書類であり、難解な内容が多いため、事前にコピーを受け取って確認しておくと安心です。
事前に内容の確認ができなかった場合は、納得するまで質問をして理解を深めると良いでしょう。
手付金の支払いは、この売買契約の締結と同時におこなわれるのが一般的です。
住宅ローンを申し込む
建売住宅の購入に住宅ローンを利用する場合は、売買契約が済んだタイミングで申し込みをおこないます。
申し込みに必要な書類は金融機関によって異なるため、事前に必要な書類を確認して準備しておきましょう。
住宅ローンの申し込みに必要な書類のなかには、不動産会社が用意するものもあります。
そのような書類の場合は契約当日に記入するケースも多いため、スケジュールを事前に確認しておくとスムーズです。
書類が揃ったら、金融機関に書類を持参または郵送して申し込みをおこないます。
▼この記事も読まれています
不動産購入時の重要事項説明!チェックポイントや注意事項を解説
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
小倉エリア周辺の売買・投資物件一覧へ進む
建売住宅を購入する流れ③契約後
メインイベントである売買契約が完了してからも、建売住宅を購入するうえで重要なイベントは続きます。
建売住宅に住みはじめてから後悔しないためにも、契約後の大切なポイントを把握しておきましょう。
以下では、契約を締結したあとの流れについてご紹介します。
融資承認の連絡を受ける
住宅ローンの申し込みをした場合、約2週間で金融機関から融資承認の連絡があります。
融資承認の連絡を受けたら、その旨を不動産会社に連絡しましょう。
なお、不動産会社が提携しているローンであれば、不動産会社から融資承認の連絡を受けるケースもあります。
日程調整をする
引き渡し日や引き渡し前の立ち会い検査の日程は売買契約の時点で決まっていることが一般的ですが、変更がないかを再度確認しておくのがおすすめです。
建売住宅の購入では、事前に決めていた引き渡し日などを変更する必要が生じ、契約後に再度日程調整をしなおすケースもあるからです。
とくに、建物が完成していない状態で建売住宅の売買契約を結んだ場合、工事の遅れなどの理由で日程調整が必要になるケースがあります。
司法書士に登記に必要な書類を送る
建売住宅を購入する際には、不動産登記の手続きが必要です。
登記自体は自分でおこなうことも可能ですが、専門的な知識が必要な場合があり、司法書士に依頼するケースが多いです。
司法書士に登記を依頼する場合は、必要書類をあらかじめ送付しておきましょう。
登記手続きに必要な書類は、通常不動産会社を介して案内があります。
なお、登記手続きに必要な書類のなかには、建売住宅の引き渡しを済ませて代金を支払い終えた段階で署名・捺印するものもあるため、確認するようにしましょう。
実際の登記手続きは、建売住宅の引き渡しと代金の支払いが完了し、所有者が買い手に変更されたあとになります。
立ち会い検査をおこなう
立ち会い検査とは、新築住宅の引き渡し前におこなわれる物件の最終確認です。
建売住宅に欠陥や不具合はないか、契約どおりの仕様になっているかどうかを、ご自身でしっかりと確認しましょう。
もし、問題があれば販売元に補修を依頼し、補修後も実際に確認が必要です。
契約前に住宅診断を利用していない場合は、立ち会い検査に専門家が同行してくれるサービスを利用するのも良いでしょう。
物件の引き渡しをする
立ち会い検査と補修が完了したら、建売住宅の引き渡しをおこないます。
引き渡しの際には、建売住宅の価格から手付金を引いた残りの金額を支払います。
引き渡しと支払い、登記手続きが済めば、購入した建売住宅は買い手のものです。
▼この記事も読まれています
リノベーションと新築はどちらがおすすめ?メリット・デメリットをご紹介
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
小倉エリア周辺の売買・投資物件一覧へ進む
まとめ
建売住宅を購入する流れでもっとも大きなイベントは売買契約ですが、その前後にも重要なイベントが存在します。
建売住宅を購入して住みはじめてから後悔しないためにも、購入の流れと重要なポイントを把握しておきましょう。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
小倉エリア周辺の売買・投資物件一覧へ進む