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一戸建ての探し方とは?情報収集の方法を3種類のタイプ別に解説

購入の豆知識

二見 敬祐

筆者 二見 敬祐

不動産キャリア11年

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一戸建ての探し方とは?情報収集の方法を3種類のタイプ別に解説

マイホームの購入を検討するにあたって、どのタイプの物件を、どのように探せば良いのかわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
一戸建てを購入する際には、うまく情報を収集することが大切です。
そこで今回は、一戸建ての探し方と情報収集の方法を、「注文住宅」「建売住宅」「中古一戸建て」の3種類の住宅タイプに分けて解説します。
マイホームや土地の購入をご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

一戸建ての探し方と情報収集の方法1:注文住宅

一戸建ての探し方と情報収集の方法1:注文住宅

冒頭でもお伝えしたように、一戸建てには以下の3つのタイプがあります。

●注文住宅
●建売住宅
●中古一戸建て


マイホームを購入する場合、上記のどのタイプを検討するかによって、探し方や情報収集の方法が異なります。
したがって、それぞれの住宅の特徴をまずは理解し、タイプに合った方法で物件を探しましょう。
まず1つめの一戸建てのタイプは、「注文住宅」です。

注文住宅とは

注文住宅とは、自分が所有している土地、または土地を購入し、外装や間取りなどを自由に決めて建てる一戸建てのことです。
家族構成やライフスタイル、また好みに合わせて建てられる点が大きなメリットです。
ただし、購入代金が高額になりやすく、入居までに時間がかかります。
また、実物を見ないまま購入しなければならない点に不安を感じる方もいらっしゃいます。

注文住宅の探し方

注文住宅を購入する場合は、土地と施工会社の両方を探さなければなりません。
施工会社とは、ハウスメーカーや工務店のことです。
どちらも、住宅の工事を請け負う会社ですが、ハウスメーカーは全国に展開しているケースが多く、新築住宅を中心に施工するのが一般的です。
工務店は、大手の会社もあれば、地元に密着している会社もあります。
工務店の場合、新築住宅だけでなく、リフォームや増築なども請け負っているケースが多いです。
それぞれに強みがあるため、施工会社が請け負った注文住宅の事例などを参考に、自分に合った会社を選ぶことが大切です。

土地の探し方

マイホームを購入する際には、どのエリアに住みたいかを家族で話し合い、ある程度エリアを絞って土地選びをする必要があります。
一戸建てを建てる土地を探す場合は、不動産会社に仲介を依頼するのが一般的ですが、施工会社に土地探しを依頼することも可能です。
いずれにせよ、情報を収集し、人気エリアにとらわれず、家族にとって住みやすいエリアで土地を探すようにしましょう。

注文住宅購入時の情報収集の方法

土地の情報を収集する際には、インターネットで検索したり、不動産会社の窓口で相談したりして、希望するエリアや条件を絞り込んで、販売中の土地の価格などを調べます。
施工会社については、インターネットや不動産情報誌などに広告が掲載されているため、施工事例を確認して検討してみると良いでしょう。

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一戸建ての探し方と情報収集の方法2:建売住宅

一戸建ての探し方と情報収集の方法2:建売住宅

次に、2つめの一戸建てのタイプとして、「建売住宅」について解説します。

建売住宅とは

建売住宅とは、土地と建物をセットで販売している住宅のことです。
ハウスメーカーや工務店など、さまざまな会社が建売住宅を販売しています。
一棟ごとに建築して販売するケースもありますが、数棟が集まった分譲住宅地として売り出すことも少なくありません。
間取りや仕様などがある程度決まっており、建築資材などもまとめて仕入れて建築するため、比較的手ごろな価格で購入できる点が大きなメリットです。
また、建物がすでに完成している場合は、実際に内覧して室内の広さや使い勝手などを確認したうえで購入できます。
その場合、入居までの期間も短いため、転勤や住み替えのスケジュールが決まっており、早くマイホームを購入して入居したい方に向いています。
ただし、希望を反映しにくいことや、建築資材や設備のグレードが標準であることが多いため、住宅にこだわりたい方にとっては物足りないかもしれません。
また、建売住宅の場合は、未完成の状態で販売されているケースもあり、入居までのスケジュールを確認することが大切です。

建売住宅の探し方

建売住宅の場合は、ポータルサイトで手軽に探すことが可能です。
間取りは、いくつかのパターンが用意されており、外壁や壁紙など、希望に合わせてある程度は変更できるケースが多く見られます。
また、多くの施工会社がモデルハウスを開放しているため、訪れて外観や室内の雰囲気を体感するのも方法の1つです。

建売住宅購入時の情報収集の方法

建売住宅の情報は、ポータルサイトや不動産情報誌、チラシ、地域の情報誌などでチェックしてみると良いでしょう。
また、不動産会社の窓口に訪れて相談する方法もあります。
不動産会社では、ポータルサイトなどに掲載していない掘り出し物件の情報を得られるかもしれません。
不動産会社の場合、地域の情報なども入手できる可能性が高く、立地に関することや子どもの学校区、周辺の施設など、住みやすさも把握できるためおすすめです。

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一戸建ての探し方と情報収集の方法3:中古一戸建て

一戸建ての探し方と情報収集の方法3:中古一戸建て

最後に、3つめの一戸建てのタイプとして、「中古一戸建て」について解説します。

中古一戸建てとは

中古一戸建てとは、完成から2年を超えている住宅、またはすでに人が住んだことがある住宅のことです。
中古一戸建てを購入するメリットは、注文住宅や建売住宅より価格が安いことと、実物を確認して選べる点です。
建物の状態だけでなく、日当たりや風通しなどもチェックできるため、実際に住み心地を体感し、納得したうえで購入できます。
価格の安い物件を購入し、自分好みのマイホームに作り替えたい方にとっては、リフォーム費用に資金を回せる点もメリットの1つです。
ただし、築年数が古い一戸建ての場合は、耐震性が低い可能性があることと、購入後の維持費や修繕費用がかさみやすい点がデメリットです。
住宅ローンの審査にとおりにくい場合がある点にも、注意する必要があります。

中古一戸建ての探し方

中古一戸建ても、ポータルサイトや不動産情報誌、チラシなどで探すことが可能です。
新築住宅より物件数が多いため、インターネットの場合は、住みたいエリアや間取り、価格など、希望条件を絞り込んで検索すると、数多くの物件を閲覧できます。
ただし、物件数が多いことから、迷ってしまい、気に入った中古一戸建てを探すのに手間がかかるかもしれません。

中古一戸建て購入時の情報収集の方法

中古一戸建てを購入するときは、インターネットなどで情報を収集しても、最終的には不動産会社の仲介によって取引するのが一般的です。
不動産会社では、レインズという不動産会社が閲覧できるネットワークサービスで、全国の物件の情報を把握できます。
くわえて、地元の不動産会社の場合、地域の物件情報が豊富で、インターネットに掲載していない中古一戸建てもよくあります。
したがって、希望する条件がある程度固まったら、不動産会社に直接訪れて相談すると、その地域のおすすめ物件に出会える可能性がありますよ。

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まとめ

一戸建てを購入する場合、家族構成や予算などに合わせて、「注文住宅」「建売住宅」「中古一戸建て」の3つのタイプから選ぶことが可能です。
それぞれにメリット・デメリットがあり、物件の探し方も異なりますが、不動産会社であれば、どのタイプの情報も収集できます。
さらにポータルサイトなどには掲載していない物件の情報を得られる可能性があるため、一戸建ての購入を検討する際は、不動産会社に訪れて物件探しをするのがおすすめです。


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