40代でも中古マンションは購入できる?物件の選び方や注意点をご紹介
中古マンション購入をご検討中の40代の方のなかには、年齢を理由に購入が難しいのではないかと悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
マンションを購入する年齢は人それぞれであり、40代での中古マンション購入は遅くありません。
この記事では、40代で中古マンションを購入するメリットや物件の選び方、購入時の注意点をご紹介します。
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40代で中古マンションを購入するメリット
住宅は高額なので、40代で購入するのはリスクが高すぎるのではないかとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、40代での中古マンションの購入はむしろ一般的だと言えます。
実際に、国土交通省が発表している令和2年度の「住宅市場動向調査報告書」によると、初めて住宅を購入した方のうち中古マンションを購入した世帯主の平均年齢は47.1歳です。
データからも、中古マンションを購入するのに40代では遅すぎないことが伺えます。
40代で中古マンションを購入する方が多いのには、40代だからこそのメリットも関係していると言えるでしょう。
主なメリットをご紹介します。
住宅ローンの返済計画が立てやすい
40代で住宅ローンを組むと、20代や30代のときと比較して返済計画が立てやすいのがメリットです。
20代や30代と比べると家族構成も定まってくるため、ライフプランが見通しやすくなるのが理由として挙げられます。
予定外の転職などで収入が変化し、住宅ローンの返済が苦しくなってしまうという事態に陥る可能性も低くなります。
仕事や収入、家族構成などが安定してきた40代は、無理のない返済プランを計画するのに適した年代だと言えるでしょう。
住宅ローンの利息を抑えられる
40代で住宅ローンを組む場合、30代までと比較して住宅ローンの利息を抑えられる可能性が高くなります。
住宅ローンの利息を減らすためには、なるべく借入額を少なくすることと、返済期間を短くすることが重要です。
20代や30代で住宅ローンを組むと、頭金が用意できないケースや、月々の返済の負担を減らすために返済期間を長く設定するケースも少なくありません。
一方、40代であれば30代までよりも収入が高くなっているため、頭金を多めに用意して借入額を減らし、利息を軽減させることが可能です。
また、月々の返済額を多めにすれば返済期間を短くできるので、利息をさらに軽減できます。
住宅ローンの利息を抑えて総支払額を減らせるのは、収入が増えた40代での中古マンション購入の大きな魅力です。
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40代で中古マンションを購入する際の選び方
40代で中古マンションを購入する際には、ポイントを把握したうえで物件選びを進めるのが重要です。
後悔しないためにも、中古マンションの選び方のポイントを把握しておきましょう。
築年数
中古マンションを選ぶうえで、築年数は気になるポイントの1つではないでしょうか。
中古マンションの価値は時間経過とともに下がり、20年前後で底値になると言われています。
したがって、40代でリーズナブルな中古マンションを購入したいと思ったら、築年数は20年を目安にするのがおすすめです。
もちろん、40代は金銭的に余裕が出る年齢なので、築浅で設備が充実した中古マンションを選ぶのも良いでしょう。
ライフスタイルや嗜好に合わせた物件を選ぶ
40代は、ライフスタイルが安定してくる年代でもあります。
中古マンションを選ぶ際には、ご自身やご家族のライフスタイルに合っているかどうかをチェックしましょう。
現在はもちろん、10年先や20年先の生活を見据えて選ぶのがおすすめです。
また、定年後や子育てが終わったあとのことも考え、嗜好に合わせた中古マンションを選ぶのも良いでしょう。
内装や共用施設の充実度はもちろん、趣味を楽しめる周辺環境にこだわるのもおすすめです。
利便性を重視する
高齢になると、遠方に出かけるのが億劫になる、自動車の運転が不安になるなど、これまでどおりの生活が送れなくなる可能性があります。
そこで、高齢になったときのことも考え、利便性の高い立地にある中古マンションを選ぶのがおすすめです。
気軽に買い物ができる、自家用車を運転しなくても駅まですぐに出られるなどの利便性が高い立地であれば、高齢になっても快適に生活できます。
使い勝手にこだわる
住宅を購入する際に重要な点はいくつもありますが、使い勝手も重要なポイントです。
間取りや立地だけでなく、生活動線やコンセントの位置など、室内の使い勝手が悪くなっていないかを忘れずに確認しましょう。
マンションは似たような間取りの物件が多くありますが、室内で動線を確認すると細かい違いがあることに気付きます。
内見の際にはできる限り動線やコンセントの位置を確認し、生活に不便な点はないかをシミュレーションしておきましょう。
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40代で中古マンションを購入する際の注意点
マンションは高額な買い物だからこそ、購入する際には後悔しないよう注意が必要です。
40代で中古マンションを購入する際の主な注意点をご紹介します。
住宅ローン完済時の年齢に注意する
40代で住宅ローンを組む際には、完済時の年齢に注意しましょう。
35年ローンを組む場合、40歳で返済をスタートすると完済年齢は75歳、45歳でスタートすると80歳になります。
住宅ローンの審査では80歳までに完済できるかを基準の1つにしていることが多く、なかには75歳までの完済を意識して審査をしている金融機関も少なくありません。
また、定年後にも住宅ローンの返済を続けるのでは、人によっては負担が大きくなりすぎてしまいます。
これらの理由から、40代で住宅ローンを組むときには、65歳までに完済できるよう短めのローンを組むのがおすすめです。
まとまった頭金が必要
前述のとおり、40代が住宅ローンを組む際には住宅ローンの返済期間が大きなネックになります。
返済期間をできるだけ短縮するには、まとまった頭金を用意するのがポイントです。
近年では頭金が不要の物件も増えてきたものの、頭金なしでは返済期間が長くなり、総返済額も増えてしまいます。
くわえて、金融機関による住宅ローンの審査に通りにくくなってしまうというリスクもあります。
ゆとりある老後のためにも、マンション購入の時期を決めて頭金を貯金しておくか、まとまった頭金が用意できた時点で購入すると良いでしょう。
資産価値が高い物件を選ぶ
40代は比較的生活環境が変化しにくいものの、手放す可能性も考慮したうえで物件選びをするのがおすすめです。
ライフスタイルが多様化して40代や50代でも引っ越しを伴う転職をする方が増えてきたほか、親の介護で住み替えが必要になるケースもあります。
そのようなケースではマンションを売却するのが一般的ですが、資産価値が低いマンションでは売却がスムーズに進まない可能性があります。
もし住宅ローンの残債がマンションの価値を上回る「オーバーローン」になってしまうと、ますます売却が難しくなってしまうでしょう。
このような事態を避けるためにも、資産価値が高い物件を選ぶのが重要です。
利便性の高い立地にある物件やセキュリティや管理体制が整っている物件などは資産価値が落ちにくいため、万が一に備えてこのような物件を選んでおくと良いでしょう。
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まとめ
40代での中古マンション購入は一般的であり、遅すぎることはありません。
しかし、住宅ローンを利用する場合には完済年齢に気を付けるなど、注意点もいくつか存在します。
購入後に後悔しないよう、選び方のポイントや注意点を把握したうえで物件探しを進めましょう。
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