駅遠マンションとは?購入するメリット・デメリットを解説
マンションを購入する際は、誰もが駅から近い物件に目が行きがちです。
しかし、駅から遠いマンションでもメリットもあり、かつ資産価値が高い物件も存在します。
そこで、駅遠マンションの定義とはなにか、駅遠マンションのメリット・デメリット、駅遠でも資産価値が高い物件の特徴について解説します。
これからマンションの購入をご検討中の方は、ぜひ参考になさってください。
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駅遠マンションの購入!そもそも駅遠マンションの定義とは
駅遠マンションとよく耳にするものの、実際はどんなマンションを指すのか疑問に思っている方もおられるでしょう。
ここでは、駅遠マンションの定義について解説します。
駅遠マンションの定義
駅遠マンションとは、その名のとおり「駅から遠くにあるマンション」のことを指します。
ただし、駅から徒歩何分以上であれば駅遠になる、といった明確な定義は実はありません。
なぜなら、駅遠と感じるかどうかは人それぞれ異なるため、一概には言えないためです。
しかし、一般的には「駅遠」とされるのは、駅から15~20分以上離れている場合です。
ちなみに、不動産の広告でよく目にする駅から徒歩〇〇分といった情報は、駅からの距離「80mにつき1分」という計算のもと算出されています。
つまり、徒歩10分だと800mになり、駅遠とされる20分となると1.6kmということになります。
ただし、表示されている時間はあくまでも目安程度に考えておきましょう。
実際は、坂道や信号の有無や、歩くスピードは人それぞれであるためです。
このように、駅遠マンションといっても一概にどのくらい遠いとは言えないため、購入に悩んだ場合は実際にマンションから駅まで歩いてみるのも良いでしょう。
駅遠マンションは需要が少ない?
駅遠マンションは駅から離れているため、買い手が付きにくいという側面があるのは事実です。
一方で、駅近マンションは一般的に駅から徒歩10分圏内とされているため、需要が高く人気となっています。
そのため、多くの方が駅遠物件は価値が低いイメージをもっているのではないでしょうか。
しかし実際は、駅遠マンションのすべてが価値が低いわけでは決してありません。
なぜなら駅遠マンションには、駅近マンションにない魅力があるケースも多いからです。
駅遠マンションでも資産価値が高いとされる物件については、後ほどご説明します。
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駅遠マンションの購入!メリット・デメリットとは?
続いて、駅遠マンションを購入するメリットとデメリットを解説します。
購入後に後悔しないためにも、メリットとデメリットの両方を理解してから購入することが大切です。
駅遠マンションのメリット
駅遠マンションの主なメリットは以下の3つです。
●価格が割安
●同じ価格でも広くグレードが高い部屋に住める
●静かな環境で生活できる
駅遠マンションの最大のメリットは、周辺の相場と比べると価格が割安な点が挙げられます。
前述したように、駅遠物件は駅近物件と比べると需要が低い傾向にあります。
そのため、価格などの条件を低く設定していることが多いのです。
その一方で、同じ価格であっても広くグレードの良いマンションを購入できる可能性があるでしょう。
さらに、駅から少し離れていることで、騒音や車の走行音などが少ないため、比較的静かな環境で生活できるメリットがあります。
駅付近の繁華街であると、不審者や犯罪も多くなってしまいますが、駅遠マンションであれば治安の心配もいりません。
そのほかにも、駅遠マンションであってもバス停が近くにあれば、意外と便利に生活することができます。
また、駅から離れたところは、緑が多く近隣に公園が設置されているケースも多いため、ファミリー世帯は子どもを遊ばせやすい点もメリットです。
このように、駅遠マンションは比較的割安価格で広いマンションを購入でき、かつ住環境にも優れているため多くのメリットがあるといえます。
駅遠マンションのデメリット
駅遠マンションの主なデメリットは以下の3つです。
●通勤・通学時間が長くなる
●近くに商業施設が少ない
●夜道は人通りが少ない
駅遠マンションは、通勤や通学に時間がかかってしまう点がデメリットといえるでしょう。
バス停が近くにあれば利用できますが、事故や渋滞などで遅れるケースもあるため、時間が読みづらくなってしまいます。
また、駅周辺と比べると買い物できる商業施設が少ないこともデメリットです。
そのため、駅周辺まで出かけないと、欲しいものが揃わないといったこともあるでしょう。
さらに、繁華街から離れると人通りが少ないため、夜道が心配といった場合もあります。
このように、駅遠マンションは通勤や通学に時間がかかってしまう点や、買い物施設が少なく不便である点がデメリットです。
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駅遠マンションの購入!資産価値が高い物件の特徴とは?
前述したように、駅遠マンションだからといって資産価値が低いとは限りません。
なかには、資産価値が高い物件も存在します。
ここでは、駅遠マンションでも資産価値が高い物件の特徴を解説します。
特徴①建物の管理が行き届いている
マンションの資産価値は、建物の管理が行き届いているかによって大きく差が出ます。
清掃や施設の運営はもちろんのこと、コミュニティ醸成なども含めたさまざまな工夫をした管理がなされているかも重要です。
新築時ではわかりづらいですが、中古マンションであれば内見する機会があるため、その際に確認しておくと良いでしょう。
また、今後大規模な修繕計画があるのか「修繕積立金計画」についても確認を取りましょう。
特徴②人気のエリアにある
駅から遠くても人気があるエリアの場合は、資産価値が高い物件といえます。
たとえば、直線距離で都心に近い立地であったり、市街地へのアクセスが良かったりするような人気の街などです。
東京都の武蔵野市にある吉祥寺は、住みたい街ランキングでも人気のエリアですが、駅から徒歩15分以上のマンションでも需要が高く価格も上昇しています。
このように、駅から遠い場所でも人気エリアであれば、資産価値が高いといえるでしょう。
特徴③住環境が良い
住環境が良い場合も、資産価値が高いとされています。
たとえば、日当たりや眺望が良いマンションや、近くに大型ショッピングセンターがある場合は、資産価値が高くなりやすい傾向にあります。
人がたくさん訪れる人気商業施設が近ければ、生活利便性が高いため、このマンションに住みたいと思う方は多くなるでしょう。
また、近隣に大規模公園があるなど、子どもを遊ばせることができる公園や施設がある場合も、資産価値が高くなります。
このように、駅遠マンションでも人を惹きつける施設があれば、資産性が高いといえます。
特徴④移動手段が確保されている
駅から離れていても、移動するのに便利な環境が整備されている場合は資産価値が高いといえます。
たとえば、マンション前にバス停があったり、自転車での移動で便利な場所にある場合です。
このようなマンションは、駅から遠くても資産価値が高い傾向にあります。
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まとめ
駅遠マンションには、明確な定義はないものの、一般的には駅から15~20分以上かかる立地のマンションのことを指します。
駅遠マンションは、通勤・通学に時間がかかるデメリットはありますが、価格が割安で購入できるうえに広くグレードに高い物件に住むことも可能です。
また、人気エリアや住環境が優れていれば、駅遠マンションでも資産価値が高いためおすすめです。
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